花粉症治療について

花粉症について

 2〜4月はスギ、4月はヒノキ、5月〜6月はカモガヤなどのイネ科、9〜10月はブタクサ、ヨモギのキク科花粉によるアレルギー性鼻炎が生じ、対策、治療をしないでいると重症化して薬が効かず下鼻甲介粘膜のトリクロール酢酸焼灼術を行います。症状の出始めが治療開始のタイミングですので、お困りの方はクリニックへご相談ください。

また、スギ花粉やダニのアレルギー性鼻炎にはご希望で舌下免疫療法も行います。

スギは花粉症がスギヒノキ花粉症が終了した6月から、ダニはどの時期でも舌下免疫療法を開始可能ですのでお気軽にご相談ください。

 当クリニックでは花粉症の方に各種抗アレルギー薬、点鼻薬、点眼薬の処方はもちろんのこと、マスク装用だけより効果的と言われている鼻腔内(鼻前庭)にワセリン軟膏を毎日朝昼晩.外出前などに指の腹に薄く付け塗布しスギ花粉の鼻腔粘膜流入・付着を減少させ鼻汁、くしゃみ、鼻閉症状を軽減することができるため、マスク装用と併せるとひどい鼻汁、鼻閉症状は劇的に軽減し、薬の量も減らせて効果も良いため、外来診療で患者様に特にオススメしています。

 それでも鼻汁、鼻閉症状がひどくなり、内服薬などが無効な患者様には、トリクロール酢酸液の薬による下鼻甲介粘膜焼灼術を行います(下鼻甲介粘膜をガーゼ麻酔し、両側1分程度で綿棒で下鼻甲介粘膜に薬を塗布して行います。)

 この方法は炭酸ガスレーザー焼灼術と同等以上の効果があり、さらに術後の鼻出血、粘膜の痂皮付着、粘膜腫脹による鼻閉症状の軽減、花粉症状の増悪時期でも施術できるメリットがあります。

 治療を受けたい方や、話を聞きたい方はお気軽にスタッフや医師にお尋ねください。